2012/12/10

11月は忙しすぎて潜伏していました(苦笑)

久しぶりに自分のブログを見ました(苦笑).

タイトルに書いてある通り,先月は見事に(?)多忙で,完全に姿をくらましていましたが,12月も似たような状況です.

体力的にもそろそろ危ない状況なので,学生さんの冬休み入りと同じタイミングで,僕もお暇をいただきたいところ・・・

今月は,全て比較的短距離ですが,出張がかなり入っています.
計7,8回くらい?週一回ペースをはるかに超えていますね.ちなみに,土日出勤も2回あるので,休みがナイのです.これも,早めにお休みに入りたい理由の一つですね.

とはいえ,年内に片づけてしまいたい仕事はいくつかあるので,そいつらを何としてでもこの2週間で”やっつけて”しまいたいところ.

2012/10/24

出張・その他もろもろ

前回のエントリで”来月は飛び回ります”と書いた来月が,あと1週間ほどでやってきます.

今のところの主な予定としては,
  • 11月10,11日・・・会津若松(パソコン甲子園参加学生の引率)
  • 11月22~25日・・・室蘭(研究会参加&発表&研究打ち合わせ)
ですが,その他近郊への出張としては,市内の保健福祉センターで見学させていただく機会が2度ほどありますし,場合によっては別な施設を拝見するかもしれません.
これらはおおよそ全て,”イノベーティブ・ジャパン”プロジェクトと呼ばれる全国7高専にまたがるプロジェクトの一環に関連するものです.

個人的には,上に挙げた大層な名前より,以前我々の身内で呼んでいた「社会実装インターン」の方が,実状を良く表しているような気もするのですが(笑),とにもかくにも,実社会で役に立つモノを作るため,それを利用するであろう人々や,その分野に関する専門知識を持っている方々からニーズを吸い上げ,利用者にとって便利なものづくりをしていこうという目的を掲げたプロジェクトです.

ニーズを吸い上げる,と言っても,利用者の皆さんが欲する製品に関する専門知識を持っているとは限りませんし,言葉では表現することが難しいもの(使い心地だったり,触ったり持ったりした時の手触りだったり)が重要である可能性もあります.また,一方はコンピュータに関する知識を持ち,他方は当該分野の専門知識を持つ人同士が,どうやって”共通言語”で意思疎通するのか,というのも非常に大事なところです.
そのような意味で,何より大事なのはコミュニケーション能力です.相手に自分の意志を誤解なく,かつ,分かりやすく伝えることはもちろんのこと,相手が何を言わんとしているのか,何を意図しているのかを理解する能力も必須です.

特に今回,我々がお話を伺う皆さんは,地域の高齢者の皆さんや,高齢者の方々をサポートする保険師,看護師,理学療法士,作業療法士,言語聴覚士等,福祉の専門家の皆さんなので,我々とは使う用語が明らかに違います(我々の使う専門用語は上の皆さんには分からない可能性が大ですし,福祉の専門家の皆さんの用語も我々には分からない事が多い.また,高齢者の皆さんが考える,使いやすいシステムは,言葉では簡単に表現できない,感覚的なものかもしれません).
そのような意味で,ただ単にメールでやり取りをするとか,電話で話を聞くのではなく,実際に現場に行って,見て,感じて,聞いて話してという実体験が非常に重要な役割を担います.そして,そのような経験から何か面白いことに気付いたり,面白いものを作り出す事ができれば,その経験は絶対に将来,エンジニアや研究者等,社会で活躍する人材となった時に役立つハズです。

そしてもちろん,そうやって得られた経験や成果を,様々な形で発表し還元していくことも我々の重要な役割であるからして,研究会や国際会議での発表も怠けられない,という訳です(でも最近は,多少疲れ気味なので少々休みを挟みたいところでもあります・・・).

2012/10/08

後期早々大変な毎日。

もう、完全にタイトルの通りなんですが(笑)、後期が始まって早々、いろいろな打ち合わせや論文執筆、論文査読、もちろん授業もありますし、授業以外の学校業務も立て込みまくっています。

とはいえ、多分山場は今月一杯なのでは、とも思っています(この予想が外れると、かなり大変なことになります ^_^;)。
ただし、来月は来月で、結構あちこち”飛び回ります”ので、移動の大変さという意味では、別の意味でのハードさがあったりもします。

年度末、もしくは来年度明けには海外にも行きたいと思っているので、その準備も進めねば・・・

2012/10/01

名刺が出来ました。

今日、発注していた名刺が届いていました。
若干、紙の色が白くて、ロゴの色が濃い方が新しい名刺。今回はQRcodeも入れてみました。
紙質はどうでしょうね?使ってみないと分かりませんが、古い方もまだ多少残っているので、もう少し先になりそうですね。
にしても、シンプルな名刺です(笑)。次回は、もう少しカラフルにしても良いでしょうか?
・・・帰宅後、確認してみましたが、やはり何だかヒドいことになっていましたね(苦笑)。オフィシャルアカウントからのファイル添付メール送信でのブログアップはナシですね。

2012/09/23

ちょっとコンテンツを変えてみました

先日の、投稿頻度がさすがに少ないよなぁ、というエントリに続き、ブログページのデザイン、というかコンテンツを少しだけ変えてみました。

現在、下半期に向けて様々な仕事が動いています。個人的に重要度が高いのは、やはり研究面に関してです。もちろん、授業の準備など、他にもいろいろとやるべきことはあるのですが、夏休み期間中、および春休み期間中くらいしか、研究を優先的に考えることはできないので、これについてはお許しを(授業の準備は、もちろん進んでいます。そして、授業開始直前=夏休み最後で、仕上げをする予定)。

なんて書いておきながら、ブログのデザイン変更を実施しているのは、集中力が切れたことによる”気分転換”(≒ちょっとした現実逃避)だったりします(笑)。
具体的に変更(追加)したコンテンツは、月間ページビューを数えるカウンターと、過去のエントリでよく読まれたものベスト5です、が、ここで一つビックリ。先月のページビューは”150も”ありますか!?もちろん、人気ブログなら一日に数万アクセスもあるでしょうが、この投稿頻度の低いブログに、1日当たり5人も来訪者があるとは想像していませんでした(苦笑)。

まぁ、そのように見てくれる人がいるのだから、やはりそれなりの更新頻度はキープしたいところです。と思う一方で、上の方に書いた通り、現在仕事は山積みですので、アップするにしても、仕事の進み具合とか残り具合が主な話題となりそうですが・・・、それはそれでご容赦を。

2012/09/19

一つの可能性として

スマートフォンからの投稿というのもありのでしょうかね。
twitterと何が違うの?という根本的な問題はあるものの(苦笑)、
文字数をさほど気にしなくてもよい、というのは良いかもしれませんね。

というわけで試験的アップロード。

2012/09/18

何か良い手はないかな?

ブログの更新頻度が低いことは、非常によろしくないですね。

とはいえ、僕の現状、というかここ最近をご存じのみなさんは、僕がブログの更新頻度を上げられない理由をしっかり察してもらえるかと思います。

ブログは学生時代からいろいろな形態でやってきましたし、やっぱり更新頻度が大事だと思うのです。とはいえ、毎回ボリュームたっぷりのエントリをアップするほど時間もないですし、ネタもありません(毎日愚痴で良い、というわけにもいかないですよね ^^;)。

ということで、
  • 効率よく、省サイズ、時間節約で更新できる
  • 比較的高頻度で更新できる
ようなブログのネタ、というか、形態がないものか思案中です。何か面白い(or こんなネタをアップしてほしい、といった)更新方法や要望があったら、募集してみようかな。
とはいえ、当たり前ですが、僕が僕の常識、良識、および限りある時間資源の範囲内で可能なものでない限り、結局前と同じになってしまうので却下です。

2012/08/10

五輪シーズン?

忙しさは相変わらず,前回からおよそ一か月ぶりの更新です.
タイトルにもある通り,世の中的にはまさにロンドンオリンピックが主な話題であり,学生の皆さんは夏休みに入ってしばらく経つような状況でしょうか?

そんな中でも僕は,大げさでなく,全く持って休まる暇がありません(涙).そんなわけで,オリンピックもリアルタイムで見られた試合はほとんどなく,ちょうど昨日(時間帯的には今日早朝)あった女子サッカーの決勝も,何とか試合開始までは”がんばれた”ものの,ハーフタイムの頃には力尽きていました.
今日、というか日本時間であと3時間ほどすれば,今度は男子サッカーの3位決定戦がありますが,これまた見たいものの起きていられる自信があまりありません.

とはいえ,現在課題採点の真っ最中(このブログは休憩時間中の制作物?です)ではあるので,その流れのまま観戦できることになるかもしれません.
忙しいことは良いことだ,という考え方ももちろんあって,もろもろ大変である一方,研究関連では今の所順調に進められているものが(僕が主体のものについては)多いように思います.あとは,とにもかくにも”学生が主体となってやらなければ卒業できない”例の研究の方が,何とか軌道に乗ってくれればと祈るばかり.

2012/07/13

2ヶ月半のご無沙汰

前回更新はGW前,そして現在は梅雨のまっただ中ということで・・・本当に,更新頻度がスカスカになってしまっていますね.前回更新では,GW明けにはエントリを連続アップできるかも,なんて書いていますがとんでもない(苦笑).多忙の度合いが,まさに”度を超して”きていまして,現在も継続中です.

その間,東京高専では中間試験があったり1年生は保護者懇談会等があったわけですが,個人の仕事(研究)的には,他高専との連携プロジェクトや,科研費研究テーマに関する取り組みを進めつつ関係機関や協力者の皆様との打合せを行っていました.
そうこうしている間に,”ImagineCup” TNCTチームは見事に世界第二位という快挙を達成し,僕が関わっている研究についても,それとタイミングを合わせるかのように,にわかに進展が見られました.何だか,忙しさに比例して,やるべき仕事が増えているかのような倍々ゲームになっている感も否めません・・・

一方で,年次計画的にはそろそろ期末試験の時期,かつ,5年生と専攻科生(2年)は中間発表(報告)の時期に差し掛かっています.
1年生の担任を仰せつかっている性質上,やはり彼ら,彼女らにとって最初の期末試験が気になるところ.特に,中間試験で振るわなかった学生さんには特にがんばって欲しいと思う訳ですが,それと同時に,”それで人生が終わる事はない”とも思います.もちろん,試験というのは非常に重要な位置づけを占めることが確かであるものの,結果が悪い事で人生が終わる事がない事も事実です.ただし,結果が悪くても前向きになれる資格のある学生は,そこに至る過程でしっかりと努力できた学生だけであると思います.努力が実るタイミングは人それぞれと思いますが,努力していればいずれ実るものです.
5年生と専攻科生の中間発表(報告)については,特に言う事はありません.ちゃんとしている学生は,こちらから何を言わずともしっかりしていますし,そうでない(以下略).
1年生と5年生,専攻科生で共通している事は,当たり前ですが”締切が大事”ということです.1年生にとっては,中学校を卒業して半年足らず,まだまだ慣れない部分もあるかと思いますが,遅かれ早かれ課題やレポートの提出状況が成績や進級に大きな(致命的な)影響を与える時期がやってくる事を考えれば,今のうちにしっかりした常識を身につけるべきです.5年生,専攻科生については,締切についてもとやかく言う事はありません.締切を守って出す事は常識である事は十分に理解していますし,締切を守れなければどうなるかも分かっているはずですので(そして実際,専攻科生の多くはしっかりと締切厳守で準備を勧めてくれる事でしょう).

期末試験も中間発表も,実施は来週です.そして,終了後は夏休み(もちろん,教員に夏休みはありません・・・).夏休みはリフレッシュ,および後期へ向けての準備期間としては最高ですが,無為無策に過ごせば,前期の貯金はあっという間に使い切り,一気に大変な状況に陥る可能性もあります.また,とっくの昔に締切の重要さを認識しているはずの5年生や専攻科生にとって,夏休みが充実の時となるのか,ペナルティ期間となるのかは,まさに本人次第です.

2012/04/29

予告編

さすがに,新年度に入って更新が一回だけ,それも(世間的には)GWに入っているというのに,いまだ最新の記事アップがないというのは心苦しかったため,申し訳程度に更新します.
ここからは言い訳になりますが(苦笑),更新のネタは山のようにあります.新年度新たに担当することになった仕事についてもそうですし,新たに卒研配属になった学生についても,言いたいことはたくさん(?)あります.また,そもそもこのブログを始めることになったモチベーションにもなっている,”読了した書籍の紹介”についてももちろん,かなり溜め込んでいるものがあります(溜め込み過ぎて忘れてきているという話もあるのですが).

いずれにせよ,上のように記録に残しておけば,多少なりとも自分への良い意味での”プレッシャー”になるかと思い,履歴を残しておくことにしました(結果,どういうことになるかは別として ^^;).
実際,研究についても,このブログに書きたいことについても,まさに山のようにアイディアはある訳ですが,それらはこれまで上に書いてきているような,文章をつれづれに書くのと同様に気楽に書けるものではさすがにないので,それなりの精神的・時間的・体力的余裕が必要です(これは,文章量と正の相関があるものではありません).

GW明け頃に,じっくりいくつかのエントリを連続アップできるタイミングができることを期待して(祈って)います.

2012/04/15

とんでもなく多忙

新年度となり,早や半月が経過しました.
今のところ,全くもって落ち着いた日常生活を取り戻せて(?)はいません.

今年度は(も)様々な委員会のメンバーになっている上,1年生の担任でもあるため,特に年度初めのイベントが多く,毎週必ず何かある,どころか,必ず1週間に数回以上,何かイベントがあるといった状況です.
その上,節電対応で隔週土曜日は平常授業だったり,そうじゃない土曜日には研究会出張が入っていたりと,休みも十分に取れないような有様(そんなこんなで,少々腰を痛めました).

そんな状況でも,本科最上級生たる5年生の卒業研究や,専攻科生の特別研究はスタートするわけで,テーマの相談や,その後の具体的な研究の始め方等,いろいろと相談しなければいけないことが多かったりもします・・・が,これまた最低限これだけはやっておいて欲しい,といったところまでしか,現状伝えられていないというのが実際のところです(とはいえ,5年生や専攻科生であれば,自分でどんどん課題を見つけて自主的に研究を進め,分からないところはどんどん質問,進んだ際にはどんどん報告してほしいところ).

そんな状況ではありますが,幸いなことに今年度,科研費が採択され,研究費が確保されたことは非常に幸先の良い出来事でした.ちょうど昨年度末で3年計画の科研テーマが終了し(3年生以上の学生さんであれば良く知っている可能性のある,アレです),今年度新たに設定したテーマでの採択となったので,自身の”研究守備範囲”ともいえる,専門分野の拡大にも貢献する大きなチャンスをいただきました.
もちろん,研究費による助成期間が終了したとは言え,過去の研究テーマにも引き続き携わっていきますし,実際にそのテーマを引き継ぐ学生もいます.新たな展望が見えれば,それがまた新たな研究テーマの発展につながり,それが科研をはじめとする研究費獲得に貢献すれば,自分たちの後輩のさらなる研究環境の整備につながることになるわけです.

今のところはまだ,卒研も特研も始まったばかりですが,1年はアッという今です.”指示待ち”している間に卒研や特研発表会の日程は迫ってきます.下手を打つと,研究が終わる前に発表会が終わってしまうなんてことも起こり得ます.焦って我を忘れる必要はありませんが,自分たちが思っている程,時間は無限ではないことを意識してほしいと思います.また,これは今僕が担任している新入生にも言えることと思います.

2012/03/24

年度末であるからして

前回は,”であるものの”というタイトルでしたので,それにひっかけて類似タイトルで攻めてみます.

とはいえ,結局似たような内容になりそうなことをあらかじめおことわりしておきます.
要は,研究テーマの話です.
3月前半(&9月)は,我々にとっても(学生がいないという意味で)学会活動(研究発表等)がしやすい時期なのですが,学会出張中の合間を縫って、HPの卒業論文・特別研究論文タイトル一覧の内容を更新しました.特に上のようなタイトルの場合,更新というと単純に,最新の情報を追加するだけになるのが一般的でしょうが,今回は少々毛色が違い,古い情報もアップしようと思いたちました.

僕が”名実ともに”卒研や特研を見るようになったのは,実は高専に移ってからなのですが,実際には前所属の教授や前々所属の教授の先生から「何人か面倒を見てくれないか?(≒自身の勉強のためにも,見てみないか)」というお話を頂き,年に数名の学生指導(補助)を実施していたことがありました.もちろん最終的な責任は教授が追いますので,指導内容については十分相談した上で,ということになります.その一方で,基本線僕がかなり自由にやらせてもらっていたという面では,自分の”指導経験上”は,その当時の学生さんの卒論や修論も参考までに掲載しておいた方が,今後卒研や特研に取り組む学生さんの参考になるのでは,と考えました.
加えて,最近研究テーマについて考えるにつけ,そういえば自分はこれまで,学生さんにどのようなテーマを与えてきただろうか?という素朴かつ「なにをいまさら」(苦笑)といった疑問がわいてきたので,この際リストアップしてみようということで上記のような”遡る方向での更新”に至りました.

実は,最古の(笑)指導(補助)学生である学部生2名については,僕の記憶が定かでない上,HP上にも情報が挙がっていないため,卒論タイトルが思い出せずに未掲載となっています(とはいえ,両名ともBNを対象にしていたこと&大まかな内容については覚えています).が,それを除くこれまで僕が関与してきた学生さんの全テーマをリストアップしたものが,現在の僕のHP上にアップされているハズです.

リストアップしたものを改めて見ると,自分の研究の系譜,および,”そもそも自分の「幹」は何なのか”も再認識できました.見てもらえば一目瞭然,研究テーマとしてはBN(ベイジアンネット)に関するものが非常に多いことに気が付くと思いますが,僕自身が当初希望していたテーマはBNとは全く異なる「学習」というものに関する研究でした(上の学年の皆さんは知っての通り,RL関連の研究ですね).
実際僕自身,大学時代の修論では学習に取り組んでいたわけですが,その後新たに確率モデルと出会い(というか,実際には”お見合い結婚”し),それが現在の自分の研究のベースとなっています.
なぜ学習のまま研究を進めなかったのか?なぜBNにテーマ替え(?)したのか,といった込み入った話は興味のある人に直接聞いてもらうとして,僕が言いたいのは,

○ ”好きなこととできること(得意なこと)は違う”
○ ”自分が思っているより,他人は自分のことを知っている”
○ ”いろいろな経験を積んでおくことに損はない”

という3点です.
高専卒業後就職を希望する学生さんにとっては,どうせ卒業するのだから,卒業研究位好きなことをやりたい,と考える人もいるかもしれませんが,例えそうだとしても,上の3点は全て当てはまると思います.上の3点については,”早く経験しておくに越したことはない”のです.
失敗もそうですね.取り返しがつくような学生時代のうちに,散々周りに叩かれておいた方が良いとさえ,個人的には思います.
学生の皆さんが我々教員をどう思っているか,想像できない部分もありますが,ある意味我々はみなさんより遥か昔から,みなさんより圧倒的にたくさん失敗し,恥をかいてきた人間です(少なくとも僕はそうです).そうはいっても,やっぱりやりたいものはやりたい,と考えるのはもちろん理解できますし,その気持ち自体は尊重したいところです.ただし,上に書いた通り,とんでもない数の失敗を繰り返し,恥をかいてきた我々が,みなさんが進むべき道としてこの方向の方がより”伸びる”のではないだろうか?と考える,ある意味直感に似た助言にも,それなりの経験にもとづく根拠があることを知っておいて欲しいなぁ、と思う次第です.

あぁ,たまに文章を書くと長文になってしまいダメですね.コンパクトにまとめたいところですが,今日のところはこのままアップしてしまいます.乱筆,乱文をお許しくださいね.

2012/03/17

年度末ではあるものの

さて,先ほどtweetしましたが,今日は研究室の大掃除&(5年生以上は)打ち上げの日です.
大掃除は,ぼちぼち折り返し地点は通過した模様で,ポリッシャー&ワックスがけしたフロアに”とりあえず”机等を再搬入しているような状況です.

とりあえず,と書いたのは,主に今年度より知識情報研究室では,学年ではなく研究テーマで学生の居室を決めているのですが,来年度の新5年生についてはまだテーマを決定していないため.
テーマの希望が偏っているので学生さん自身との相談も必要なのですが,まだとてもそれらに着手できるような状況にはありません.
タイトルにある通り,3月も中旬を過ぎればいよいよ年度末といった感じがしますが,そもそも年度末のうちにこなしておかなければいけない仕事もまだまだ残っている上,来年度の準備としてやらなければいけない仕事もたっぷりあるので,どうにもこうにも身動きが取れないという・・・(とはいえ,近日卒研テーマについては話し合わなければいけませんね.全員が希望通りになるとは限りませんが,希望通りのテーマに取り組めた人が必ずしも幸せ(楽しい and/or 楽)とは限らないことは,過去の経験が明らかにしています).

そもそもこのブログの前回のエントリはインフルエンザがキーワードだったというのに,既に世の中にはウィルス(だけ)ではなく”花粉”が舞っているような状況ですので,どれほど僕に時間とブログ更新の余裕が無いかは察していただけるものと思います・・・

大掃除の後は打ち上げだと冒頭で書きましたが、実際に打ち上げられる人は何割でしょうか?一部サイトではネーミングセンスを称えられた”打ちおろし”になる学生さんはいるか?それはあくまで,学生さん本人の自己評価に委ねましょう.

2012/02/03

インフルエンザ注意報

いよいよ東京高専でも,インフルエンザ感染者数が増えてきました.僕が副担任をしている3年生のクラスでも感染者が出たとのうわさを聞きました.一部の(決して多くはないと思いますが)学生は,学級閉鎖になったら休めるからラッキー,くらいに思っているかもしれませんが,期末試験のこの時期に学級閉鎖になることは,巡り巡って確実に皆さんの年度末の日程に悪影響を及ぼすでしょう(悪影響が少ない他の時期ならば良いと言っているわけでは,決してありません).

授業中,特に後期に入ってからは何度か言っていますが,休みがちな学生の出席日数が学級閉鎖,学年閉鎖などによって進級条件を”満たさなくする”方向に働くこともあります.もちろん,そこまでの自己管理が問題と言ってしまえばそれまでですが,朝イチの授業で遅刻や欠課を積み重ねがちな学生にとっては他人事ではないはずです.
何より,感染力の高いインフルエンザは,自身が感染することで,自分の周囲の人々にも迷惑をかけることになりますから,まじめに,できる限りの予防策をとってください.

かくいう僕は,今年諸事情により2回の予防接種を受けました.一説によると,2回接種を受けると感染率は10%程度まで落ちるようです.そのおかげか,今のところインフルエンザに感染した気配はありませんが,その代わりに(?)結構長い間,胃腸の調子がよろしくありません.病院で検査をしてきましたが,ウィルス性のもの(風邪含む)なのか,食あたり等の細菌性のものなのか,原因がはっきりしなかったので両方の薬を処方してもらいました,が,今のところ,良くなっているのかどうなのか・・・
現在,確実に寝不足&疲労が溜まっている状態ですので,簡単に快方に向かわないのかもしれませんが,このような状況では免疫力もかなり低下しているでしょう.せめて,予防接種の効果を打ち消す程免疫力が落ちることのないよう,そして,万が一そうなっても極力自分が感染することのないよう,予防対策だけは引き続き続けていかなければ.

2012/01/20

早くも年度末の印象

全開のエントリは,あけましておめでとうだったのにもかかわらず,早くも年度末,という言葉が躍る今回のエントリ.
年末年始は最低限,休めたような気がするようなしないような,ですが,今日まで含めて,それなりに本も読めたし,忙しいながらもまずまず”遊んだ”ような気はします.

実際,勉強のための本も読んでいましたし,完全なる趣味としての本も読みました(むしろそっちの方がはるかに多い).

が,さすがにそれらの感想を書けるほどのゆとりはまだないので,書くのはやめておきます(またいずれ,等と書いても,実際に書ける余裕が生まれるころには全く別な書籍を読んでいて,先日読んだ書籍について今感じている”新鮮な”思いは完全に失われているでしょうからね).

ただ,これはいろいろな意味で非常に面白かった(というか,興味深かった)と感じた本を一冊だけ挙げておきましょうか.落合博満(前駐日ドラゴンズ監督)の「采配」は,プロ野球を知らない人にとっては多少敷居の高い本かもしれませんが,多少野球を知る読者にとっては,むしろ”野球以外のいろいろな世界でも活きる”様々な示唆に富む,という意味で,読んで良かったと思いました(東京の前に住んでいたのが名古屋だったから,縁を感じて手に取った,ということも少なからずありますが,こういう縁が大事であるのも事実).

そうそう,タイトルについて一切触れずに終わるところでしたが,大学,高専含めて,高等教育機関では1月末~2月中旬あたりに卒論,修論,ドク論の提出締め切りおよびその発表会があるので,それが近づく=年度末,なのですよね(苦笑).実際,そういう印象だというだけで,新年度に入るまでには当たり前のようにイロイロあるのです.

2012/01/08

明けましておめでとうございます

既に新年を迎えてから1週間以上が経過しています.
遅ればせながら,明けましておめでとうございます.

この年末年始は,”カレンダー上は”それなりに休日がとれましたが,実際にはこまごまとした諸々が重なり,7、8割がた,休んだような休んでいないような,な休日となりました.
そんな状況でも,ある程度は本も読めたしリラックスもできたかとは思っていますが,その詳細はまた後日(アップできる時間の余裕があれば).
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