2018/02/17

ちょっとしたご報告

学生の皆さんは学年末試験も終了しました.
5年生は卒研発表会&卒論提出,専攻科2年生も特研論文の提出が迫っていますが,そう言ってもおおよそ,今年度の主だった行事は終了しつつありますね.

僕は来週以降,
2/21〜2/26:所用で北海道へ
3/3〜3/5:年度内ラストの研究打ち合わせのため,室蘭工業大学(再び北海道)へ
といったスケジュールとなっているのですが,その間にも社会実装フォーラム(初日)の司会(やることになっているらしい)や,その他業務が詰まっていてかなりハードな状況です.

そんな状況がある程度片付いた新年度,既に授業や卒研配属に関連する学年の皆さんには連絡済みですが,僕は4月1日から1年間,在外研究員制度という制度を活用して台湾に滞在する予定です.
受け入れ先は,台湾旅行に行ったことがある人なら知っているかもしれませんが,国際空港のある桃園市(台北の隣)に所在する”國立中央大學”(こくりつちゅうおうだいがく)です.

現在取り組んでいる幾つかの研究のうち,主要なものに関する実験を,台湾の皆さんを実験協力者として実施したいと考えています.また,現在はさっぱり使えませんが,中国語も勉強してきたいと思っています(台湾の言語は,いわゆる中国語である北京語とは違うオリジナルのものがあるのですが,いきなりそちらはハードルが高いので,まずは”北京語”を多少なりとも話したり聞いたりできるようになりたいなと).

僕自身,最初に台湾を訪れた2009年(だったかな?)以降,その国柄と国民の人柄に魅了され,数えて見たら既に10回訪問していました(在外の準備を兼ねた今年度は2回訪問しています.そのうち一箇所が,先日地震に見舞われた花蓮=Hualienだったので,今も現地の状況が非常に気になっています).
11回目となる次回訪問は,1年間という長期間の滞在となるわけですが,国際会議も開催されない”真夏の台湾の気候”に耐えられるか(苦笑),ということ以外は,より深く台湾という国を知ることができる期待が大きいです.

とはいえ現在のところは,上記の諸々の仕事に加え,台湾渡航準備でヘロヘロになっているというのが実情です(涙).

再来年の4月1日には高専に復帰しますし,当該HPもBlogもメールアドレスなどもそのままです(折に触れて台湾での生活をこのBlogで紹介したいと思っています).今の段階ではとてもとても訪問以降のことをじっくりと想像する時間がありませんが,まずは今年度残り期間,残された仕事をしっかりやりきりつつ,抜かりなく訪問準備を進めていく予定です.
@dkitakosi からのツイート