2020/11/12

後期が始まりました

今年度は色々とイレギュラーな状況の中,ほど前に後期が始まりました.

イレギュラーなことが多く,例年以上に多忙な日が多いですが,そうこうしているうちに今年ももう後2ヶ月ない、というのが信じられない(苦笑).

2ヶ月の休業から始まり,在宅勤務や遠隔授業を経験し,当初より制約は緩和されているものの引き続き国内外への出張は難しい状況のため,当初出張して参加予定であった国内外の学会・研究会も軒並み”オンライン開催”となりました(年度末の学会はおおよそ全て中止でしたが,最近はオンライン開催とするのがスタンダードになりつつあります).

出張による移動がないぶん効率が良さそう,と思うかもしれませんが,関連分野の研究者と直接(オフラインで)議論する機会がないというのは,結構なストレスであることを今回再確認できました(率直に申し上げて,国内外を飛び回ることも,誤解を恐れずに言えばちょうど良い”気分転換”となっていたようで,出張できないストレスもかなりのものとなっています).
ただ,幸か不幸かその影響があるのか,今年度は例年に加えて(オンラインなのに)学会参加や論文執筆の頻度が多いような気がします.

今年度に入ってすぐ,(オンラインですが)実は初めて人工知能学会全国大会に(学生が)参加することとなり、本当は熊本に行く予定でした・・・
その後,本当は”八丈島”で開催される予定だった国際会議(SCIS&ISIS2020)に論文投稿し,続いて僕の第二の故郷である台湾で開催される国際会議(ISET2020)のOrganizing Comittee memberも仰せつかり、日本の友人に論文執筆をお勧めしつつOB学生にも論文を投稿してもらい,そんな間をぬって日本高専学会誌に論文を寄稿したり,そんな中で学生の論文が英文論文誌(ASTESJ)に掲載決定したりと,現時点で既に例年よりかなり濃度の濃い発表・出版スケジュールとなっているような・・・

上にあげたISET2020のオンライン発表は今週日曜日(11/15),さらに奇遇なことに(苦笑)12月5日から開催されるのでまだちょっと時間の余裕があると思っていたSCIS&ISIS2020の”発表動画提出”の締切日がバッティングするというこれまたなかなかハードな日程になっています.
卒研や特研に取り組む研究室の学生のみなさんも、例年と異なりなかなか対面でのミーティングや,連携先の学外企業・組織との打ち合わせもスムーズに進められない中,研究自体は比較的大きな問題なく進めてられている感覚がありますので,年度内にあと数件は学会発表の予定が入ってきそうな気がします(というか、発表して欲しいです,是非).

来年度になったからと言って,急激に状況が好転するとは考えられませんが,少なくとも今年は,研究の面では”進んだ年だった”という記憶として残しておきたいなと考えています.



@dkitakosi からのツイート