2011/02/11

とんでもない雪でした(?)ね

前々回から前回にかけて,更新間隔が一気に狭まったせいで(?)雪が降ってしまったのでしょうか?現在は小康状態ですが,今日は午前中から雪が激しく降っていました。新宿周辺でも降っていましたし,八王子でも一時,かなり積っていたので,少なくとも都内全域で降っていたのでしょう.

さすがにこのくらい降って積もると,我が地元北海道の冬に近づいた感がありますが,先ほど外を見たら既に溶け始めているので,やはりこちらでは,そう簡単には積もらないですね.

さて現在,東京高専は思いっきり”試験期間中”ですが,僕はまだ自分担当の試験問題を全部作り終えてはいません.ということでつい先ほどまで,作らなければいけない2教科のうち1教科の問題づくりに取り組んでいました.ただ,そればかりに専念しているわけにもいかず,課題の採点やら,来週に迫った入学試験の準備やら,はたまた”本当は”昨日が締切だったはずの卒業論文の内容チェックやらもしなければいけません.試験問題も,明日には一つ片付きそうな気配なので,今日寝るまでの残り時間は,学生の皆さんが執筆された卒論を拝見しようかと思っています・・・

そういえば最近,めっきり書籍紹介をするのがご無沙汰となっていますが,読んでいないわけではありません.読んでいるのですが,読む時間が極端に少なくなっているだけです.基本的にこのブログでは,情報系,学術・研究系に関連する書籍を紹介することを意識的に多くしていますが,それ以外の本も読んでいます.最近読んだ本では,立ち食い蕎麦の本がありました.読んだあと,食べました(笑).
あと,これもつい最近,文庫本などではなく雑誌ですが,numberというスポーツ雑誌を読みました.サッカーのアジア杯特集でしたね.現在ではアジア杯優勝に沸き立ち,その盛り上がりも一段落した日本ですが,ザッケローニ監督に決定するまでの間にはかなり批判的な記事も出回りました.大会そのものに関する記事も面白かったですが,記憶を呼び起こす意味で,また,日本がはじめて”本気で”代表監督を探すプロセスを,今だから語れる内容を交えた記事は興味深いものがありました(ページ数的には高々数ページでしたが).

2011/02/05

更新頻度アップ

とは言っても,たかだか1回/2カ月が1回/1カ月になった程度な上,まだ今年に入ってから2回目の更新ではありますが,まぁお許しください.

学生の皆さんは年度末ということで,もちろん試験が近づいてきて忙しい人が多いことに加え,卒業年度の学生さんは卒研,特研(特別研究)で多忙な毎日を過ごしていることでしょう.かくいう僕もそんな学生さんの卒論やら学会発表要旨やらの添削で(とか言いながら,実はまだ学会の要旨しか見ていませんが)結構な分量の文字をインプット/アウトプットしています.それ自体は決して嫌いな作業ではないし,自分の勉強にも,新たな発見にもつながるので意義深いものと考えているのですが,ここまで”重なる”とさすがに体力的には厳しくなってきます.

そもそも,年度末に学会・研究会が多い上,卒研等学校のイベントもあり,さらに自分自身の発表等などもあるわけですからねぇ・・・ま,そもそも,年度末が忙しい,なんて言っているうちはまだ良いのです(苦笑).

さて,そんなこんなで自分自身としてもなかなかにイベント目白押しな年末年始(&年度末年度始)を過ごしているわけですが,その第一弾として先週,札幌へ研究会発表に言ってきました.札幌は妻の実家がある上,僕も学生として8年住んでいたので勝手知ったる街,出張手配はすんなり済んだものの発表準備はギリギリになるわ,そもそも札幌は寒いわ(当たり前ですが).北海道には,地元函館を含め30年弱住んでいたというのに,本州にしばらくいると体が”本州仕様”になるのですね.偶然,雪が少ない日に行けたことが不幸中の幸いでした.

こちらに戻ってからは大嵐のような忙しさでしたが,研究して論文を書いているだけでは発表はできない,ということで,発表申し込みやら出張の手続きやら,宿・交通手段の手配やらでもかなり時間を取られました.出張の足ばかりは,発表が決まったのに行けませんでしたでは全く洒落にならないので極力早めに取る主義です.これが海外ならなおのこと,ということで、3月の山口・兵庫遠征の航空チケット&4月のパリ行きチケットはほぼ同タイミングで取りました(ただ,パリについてはかなり危なかったのです.安いチケットで行くには限界のタイミングだったようで・・・初めて,スカンジナビア航空で,コペンハーゲン経由で,これまた初めてパリ入りします).

飛行機を取ったら安心,と油断して,意外と忘れるのが宿,ということで,神戸とパリの宿も連続して取りました.神戸の方は,学生さんも一緒ですから,彼らが宿を押さえたのとほぼ同じタイミングで予約.問題はパリで,土地勘は全くない上,フランス語がさっぱりなので,地図を見て学会会場との位置関係を測るのにも結構苦労しました,が,数時間もするとだんだん慣れてきて,交通網のアクセス状況も把握できるようになってきたので,つい先ほどブックしました.

で,実はこれでひと通りおしまい,と思っていたのですが,すっかり忘れていたのが山口県の宿.学生さんは自身の発表もあるので”発表申し込みと一緒に宿泊も!”なんて言っていたような記憶があるのですが,当の自分はそれ(=学生が申込完了)ですっかり安心して,完全に忘れていたという.で,何故それに気付いたかという話なのですが・・・実は完全に忘れていて,何度か問い合わせで担当いただいた先方の先生が,「学生さんは申込完了しておりますが,先生は・・・?」と確認メールを送っていただき,それで気がついた次第で(苦笑).
危なく,引率教員が研究会会場付近で路頭に迷うという,中々な状況に陥るところでした(自分の不注意で).

久しぶりのアップなので,一気に吐き出しているところもありますが,実のところはまだもう一件,出陣する可能性の高い会議(国際)があります.国際会議ではあるのですが,会場は日本,その上再び(?)北海道は札幌,季節は最高の8月と来たもんだ.
・・・ただし,国際会議は通常の研究会よりも,申込締切や論文投稿の締切(deadline)が早めであることが一般的です.という訳で,この学会の論文締切は5月1日です.

この締切に間に合わせるには,多分きっと,パリのシャンゼリゼ通りにあるカフェの一角辺りで,観光なぞお構いなしに論文執筆に励む必要があるような,ないような.そもそも,シャンゼリゼのカフェで仕事しているなんてオシャレでしょうか?もしやったとしても,きっと浮くような気がしています.

ただ,そんな先の話(といっても2カ月後ですが)をしていてもしようがないのが実際のところ.まずは目の前のお仕事からしっかりとこなしていきましょう.何よりもまず,学生さんの卒業論文&その成果を発表する研究会要旨をまとめ上げること(を手伝うこと)が重要ですね.その一環として,このエントリを書きながら,某ICPCメンバーかつチーム名の由来となったにゃまさんのメール送信を待っているのですが(つい1時間半ほど前まで打ち合わせしていたのです),さすがにそろそろ体力の限界です(ネタはあるのですが1エントリのサイズとしては非常識になりますのでこの辺で).

お休みなさい.
@dkitakosi からのツイート