2019/09/15

申請シーズン

約1ヶ月のご無沙汰です.昨年度どころか,確実に一昨年度よりも忙しく過ごしています(苦笑).

そんな中でも,タイトルにも記載した通り,科研費の申請シーズンがやってきました.これを見ているのが学生の皆さんだとすると,科研費(科学研究費補助金)は馴染みのないキーワードかもしれませんが,いわゆる研究者にとっては結構大事なイベントの密接に関わるキーワードです.

詳細を知りたい人はググってもらえればと思いますが,科研費とは国が,申請書を提出し審査を経て採択された高等教育機関の教員へ給付される”競争的研究資金”の一つです.科研費の種別によって申請の締切日はいくつかあるんですが,この10月末が締切となっている科研費が一番多いように思います.

研究職に就いて3年目以降,継続して科研費はいただいていたんですが,実は昨年度は(台湾でのんびり?していたせいではないと思うのですが)申請に漏れてしまいました.ラッキーなことに現在は民間の助成金をいただくことができているので研究活動は科研費があるのと変わらずできているんですが,流石に2年連続不採択は避けたいところ.

とはいえ冒頭に書いた通り,今年度は申請書の作文にじっくり取り組めるような時間的な余裕がほとんどないというのが実際のところ(涙).科研費申請を通すための”必勝法”的なものは色々とあるようなのですが,個人的には

  • 申請内容の分かりやすさ(誰が見ても分かるくらい,やりたいこととその研究の社会へのインパクトが明確に記載されている)
  • 申請内容の実現可能性の高さ(夢ばかり語るのでなく,あとはやるだけの状況となっている(ただし,そのためにはお金が必要))
の2点がしっかりしていれば通ると思っています.実際,昨年度の申請では,上記に関連する部分で少々”戦略ミス”をしたように分析しています.
今年度は,昨年度の反省を踏まえつつ,作業時間の効率化と効果の最大化(というか採択)を目指して進めてみます.

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