2019/01/23

春節が迫っています

日本では(東京高専では),本科5年生,専攻科2年生ともに卒研・特研の追い込みで大変な時期に差し掛かっているところかと思います.皆さん,順調でしょうか?

僕も少しだけ,日本の学生さんの卒研の手伝い的なことをしているので,明日も午前中にはミーティングが1件あります.とはいえ,ご存知の通り今年度僕は台湾滞在中ですので,メインの指導は別の先生にお任せしていて,良くも悪くも僕の立場は”アドバイザー”的なものです.この場合,書類上の指導教員は当然僕ではないので,そういった意味では,その学生の皆さんに対する指導の責任は指導教員の先生にある,ということになるわけですが,だからと言って僕に”責任感”がないかというとそんなことはなく,むしろ却って(!?)助言している皆さんの進捗がどんなものか,気になるし心配だし,もちろん,無事の卒業を願っている次第.

なんて書くと心配な学生がいるのかと思う人もいるとは思いますが,恐らく僕とミーティングをしている皆さんは,問題なく,すっきりと卒業して(&人によっては年度末に学会発表もして)くれるものと予想(期待)しています.

タイトルにも書いた通り,こちらは春節(旧正月)が近づいていて,台湾や中国ではこちらが”本当の(?)新年”といった趣です.ニュースなどで,爆竹を鳴らしてお祝いしたりする画を見たことがある人も多いかと思いますが,こちらの春節では本格的にあちこちの店が休みになるとのことで,むしろ現在こちらに普通に長期滞在している僕(とその家族)にとっては,その間どうやって過ごすかが結構課題だったりします(苦笑).

食材も買い込んでおかないとスーパーも閉まってしまうところが多いし,店によっては春節1週間くらい前からお休みしてしまうところもあるとのこと(なので,そろそろ休みに入る飲食店が出てくるかも).いわゆる「ベタな観光地」は混むらしいですが,逆にマイナーなところはホテルの値段も下がるそうなので,いっそのこと,マニアックなところをめぐる観光にでても良いのかもしれません.

実のところ,新年を迎えてから既に3箇所,家族を交えて旅行しています.
一つは,講演などを兼ねての台中・南投エリアへの訪問.その後,大渓というところにも行きましたし,つい昨日までは花蓮と太魯閣(たろこ)のエリアに行っていました(これらの地名,皆さんはどのくらい知っている&行ったことがあるでしょうか?).

大渓はまずまず近所でしたが,台中,南投,花蓮に太魯閣は,台湾の中部に位置しているエリアで,当然ながら我々が滞在している桃園エリアよりも暖かいです.台湾というとやはり,台北がメジャーかと思いますが,台北や桃園エリアは,実は結構寒いです(といっても,東京都比較したらバチが当たるでしょうが).風が強いことが多いので,実際の温度よりも”体感温度”がかなり低く感じるんですが,大渓も比較的暖かいですし,中部エリアは雨があまり降らず,年中温暖(実は,夏も台北より過ごしやすい)なので,観光にも滞在にももってこいのエリアだったりします(観光で台湾を訪れる人には,中部エリアはオススメです).

3月には帰国してしまいますし,招待講演も2件残っているし,研究活動も佳境だし,と,色々と盛りだくさんではあるものの,せっかくの長期滞在なので,短期滞在ではなかなか足を延ばすことができない,でも,行ってみると観光地としても歴史や文化の勉強の面でも興味深い地域を,特に学生の皆さんに紹介できれば良いなと考えています.

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