2023/01/18

早くも年度末の様相 ーもう一回引き締め直すべしー

昨日,情報工学科の卒業研究発表会がありました.

実際のところ,うちの学生さんは全員何とか発表はできたものの,実験がまだ終わっていなかったり,実験が終わっていても考察が不十分だったり,年度末に学会発表を控えていたり,そもそも2月中旬が締切となっている卒業論文をまとめる必要があったりするので,気を緩めるような余裕は全くないんですが,個人的には年末年始の多忙に引き続く卒研発表関連のバタバタも一段落して,なんだか少々”気が抜けた”感覚になっています.

とはいえ現在はまだ1月,学年末試験も迫ってきているので問題も作らないといけないし,年度末の研究打ち合わせも決まっています.加えて,社会実装関連での企業さんとの打ち合わせなども詰まっているので,学生さんだけでなく(というかむしろ)自分に対して

”もう一度気を引き締めるべし”

と言わなければいけませんね(苦笑).
卒論の添削もそうなんですが,5年生の学生各位には是非,多少なりとも自分で問題を発見し,試行錯誤して問題を解決していきながらものを形にしていく力を身につけて欲しいと思っています.ぶっちゃけ,失敗しても対して大きなダメージなく作業が続けられるのは,学生の時分のみです.大学編入学したり専攻科進学する学生は,幸か不幸か”まだ学生”の状態ですが,だからと言って卒論執筆や実験結果の取りまとめのような比較的大きなイベントは,学生の間でもそうそうあるわけではないので,むしろこういった経験を有効活用しないと,あの時もっとこうしておけば,と後悔することになります.

もちろん,結果として卒業できないとなってはそれなりのダメージですが(笑),少なくとも卒研発表はできているわけで,発表ができた時点で卒業できないリスクは”そんなに大きくはない”はずです.

と,学生に対して伝えているように見えつつ,やっぱりこの辺りの話も実は自分に対して(も)暗示をかけているような感覚なのが現在.
一旦落ち着いてしまったものはしょうがないですが,もういちどエンジンを掛け直し,年度末&新年度に向けての色々な準備に気合を入れて取り組んでいきたいところです.

そうそう,昨年終盤に学生さんが発表した国際会議の論文がJournalにInviteされているので、そのExtend versionの投稿作業も進めていかなければいけません.色々とやるべきことがあり,それぞれに”進んでいる”ことは何より良いこと.おかげさまで体調は良い方向でキープできているので,重要なのは気持ち,ですね.

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