2023/05/01

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー ーマリオ世代(!?)は必見ー

 一足早く公開されたアメリカでも大好評だそうですが,ここ最近見ている他の映画の予告編で紹介された時点で,観るのは確定していた映画です(笑).



はっきり言ってタイトルの通り,恐らくスーパーマリオのゲームを一度でもプレイしたことのある人であれば,楽しめること請け合いでしょう.特に(年齢がバレますが ^o^;;)初代ファミリーコンピュータ用ソフトとしてリリースされた初代スーパーマリオ,ディスクシステム(懐かしい!)でリリースされた2,スーパーファミコン(これまた懐かしい)でリリースされた3をプレイした世代であれば,諸々文句ナシに楽しめるはずです.

と書くとオールドファンのみにハマる映画のように思われますが,ここ数日の盛況っぷりを見ると,最近のマリオファンの皆さんにも見事にハマっているようですから,ぶっちゃけ全世代にハマるのでしょう(すいません.最近のハードウェアは持ってないので,ここ最近のマリオ関連ゲームは一才プレイできていないのです).

ということで,以降はいわゆる”オールドファン”向けに書かせてもらいますが,その前に全世代向けに全世代向けにお勧めしておきたいのは,”3Dで観るのが超お勧め”ということです.2Dで見ていないので2Dがダメというつもりはないし,2Dで見ても十分に楽しいかとは思うのですが,アクション映画としても秀逸な本作品,コメディ要素もあるんですが,アクションもコメディも,3Dで見た方が確実に楽しめることと思います(2Dよりちょっとチケットが高いですけど).

ここからが本題(!?)で,まず,ストーリー的には破綻なく無難にまとまっている,というと可もなく不可もなくのように思えるものの,そもそもゲーム世界とリアルを結ぶシナリオがスムーズに感情移入できる時点でかなり秀逸なシナリオだと思えます(これも”マリオ世代”であるからかもしれませんが).
アクションが大迫力,かつ,コメディ要素が全開であるのも魅力的で,ほぼ満員の劇場ではあちらこちらで子供達の爆笑が響いていました(と書きつつ,当の自分も大笑いした箇所少なからずでした).
最近のハリウッドCG映画の技術は凄まじく,実はこちらでは紹介していないんですが,1ヶ月ほど前に”長靴をはいた猫”を観た時も全く同じ感想を抱きました.

加えて,初代マリオ世代にとって泣けたのは,要所要所で奏でられる”懐かし挿入曲”でしょうか.詳細は省きますが,日本では某青春ラグビードラマの主題歌として大ヒットした名曲や,AC/DC,A-haの名曲が,それぞれのシーンを効率的に彩るタイミングで見事に融合していて,これはまさに”当時のプレイヤー”をターゲットにした演出のように思いました(とは書きつつ,楽曲のクオリティは世代を超えると思いますし,そういう意味でも効果的なタイミングでインサートされていたように感じています).

なんと言っても,クッパ(ラスボス)がいい味を出しています.
この作品を視聴予定の皆さんには,是非,本当に,最後の最後まで,しっかりと見てほしいと思います(エンディングロールの途中でおかえりになった皆さんは・・・).

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