2021/03/14

新年度へ向けて

新年度へ向けて,というタイトルにはしてみたものの,今年度中にやり残していることはまだまだあって,そんな中でも新年度の準備をしなければいけないというなかなかハードな状況です.例年似た様な状況ではあるものの,今年度はコロナの影響もあり,プラスアルファで負担が上乗せされている印象があります.

例えば先週は学生の学会発表があったり,今週後半はOB学生の国際会議発表もある予定ですが,”幸か不幸か”双方ともオンライン開催のため,現地へ移動することなく”発表ができてしまう”という状況です.ある意味,何でもオフィスや自宅で完結してしまうのは(特に僕に関しては)精神的にあまりよろしくないようです.遠かろうが僻地であろうが,どこか別のところへ行く,ということが良い気分転換にもなっているようで,そういう意味では非常にストレスフルな1年間でした(節約できた分の時間で他のことができた,という面も無きにしも非ず,ではありますが,実際のところはむしろ,これまで出張先や移動中での仕事が猛烈に進んだというポジティブな記憶しかありません).
もう一つ,オンラインでの国際会議参加で気がついたのは,
”時差の問題を忘れがち”
ということですね.在外での滞在を含め,ここ最近では日本との時差が1時間しかない台湾とのやりとりが多かったのですが,次の国際会議の会場はイングランドです(http://www.iciss.org).ご丁寧に現地時間と発表者の滞在地の時間を書いたプログラムを用意してくれていたおかげで気づいたのですが,現地に到着しての参加の場合,(時差ボケの影響はあるかもしれませんが)現地の時計に沿って過ごすこととなるので問題はありません.一方,日本にいながら国際会議に参加する場合,当たり前ですが日本にいながらにして現地のセッションに参加することとなり,今回の場合でいうと9時間の時差を否応無く意識せざるを得ません.今回,OB学生の発表は現地時間11:00頃ですが、日本では20時台.
いきなりSession Chairの依頼があり,OKしたSessionの開始時刻は19時台スタートと,これまたもはやナイトセッションです(笑).何がヤバイって,その時間帯にSessionがあるという感覚がそもそもないので普通に忘れてしまいそう(^o^;;

恐らく,上の国際会議での(学生の)発表と,Session Chairが終われば概ね今年度の研究回りの活動は終了かと思います,が,冒頭に書いた通り,来年度向けの準備はまだまだ山ほど残っているという状況です.今年度ほどではないかもしれませんが,東京高専では遠隔授業も引き続き行うでしょうし,状況が改善すれば対面授業の割合が,悪化すれば遠隔授業の割合が増えるかも,という意味でも非常に不確定性が高いので,ぶっちゃけ”両方に対応できる様に”準備をしておかなければイカンと.
今年度との大きな違いは,多くの授業が遠隔授業で実施されたので,遠隔授業版の授業資料は既にまぁまぁ揃っているということでしょう(”ほぼぶっつけ本番”での対応でしたので,かなり突貫工事で準備することとなったのは大変でしたが).今年度遠隔授業を実施した科目については,恐らくかなり変則的な状況になっても柔軟に対応できそうですが,授業以外でも色々と”臨機応変な対応”が求められることが増えそうな来年度.できることには限りがあるでしょうが,備えあれば何とやら,ということで,できる範囲では準備を整えておきたいところ.
ただ,実のところ一番大事なのは,過去例にないほど変化に富んだ1年の疲れを,何とかして少しでも軽減した上で来年度に臨む,ということですね・・・ 

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