2010/05/05

本オープン?

ゴールデンウィークの最終日になりました。この連休中、小旅行に行ったり買い物したり、いろいろやりましたが、もうひとつ充実していたことと言えば、”本をたくさん読めた”ことでしょうね。

実際のところ、自分が予想していたほどには読めなかったので少し残念ではあったのだけれど、現時点で4冊ほど(3冊読了、2冊は途中まで)読みましたね。

一冊、面白かった本を紹介します。

「話す」「書く」「聞く」能力が仕事を買える!
伝える力 (池上彰 著)

プレゼンテーション能力については、僕に限らず多くの教員から色々と注意されている高専の皆さんだとは思いますが、我々のような(?)立場の人に言われるより、池上さんのような、TV等で実際に活躍されている人から実例を交えて説明された方が自分のこととして捉えられるのでは、とも思います(※:知らない人のために補足・・・池上彰さんは、長らくNHKの”週間こどもニュース”を担当され、現在でも民放TV局で多くの番組で、ニュースを分かりやすく伝える仕事に従事されています:例えば今日も「そうだったのか!池上彰の学べるニュースSP!!」なんていう番組が)。

池上さんは、大きく分けると(本当は好きな分け方ではないのですが)文系の方でありますので、我々のような工学系、理系の文章作成、プレゼンテーションとはアプローチが必ずしも一致しない部分があるのですが、「伝える」という意味では、まさに僕の言いたいこと、考えていることを過不足なく代弁してくれているように思え、読了して嬉しくなるような本でした。

もちろん全部すっかり読み切って欲しいですが、基本的には1章と5~8章を読んでもらえれば、エッセンスは抽出できると思います。
読んでみて、印象的だったフレーズを二つだけ書き出します。興味のある人は読んでみて下さい(一冊だけなら、僕の手元にあります)。

”深く理解していないと、わかりやすく説明できない”
”パワーポイントを作ること自体が目的になっている人が多い”

0 件のコメント:

コメントを投稿

@dkitakosi からのツイート