2021/05/28

読書記録 April to May, 2021

 タイトルの通り、ここ最近読んだ(読み終わった)&読んでいる書籍と一言感想を、備忘録的にまとめておきます。

  • 「ボクはやっと認知症のことがわかった 自らも認知症になった専門医が、日本人に伝えたい遺言」長谷川和夫 / 猪熊律子 著・・・日本の認知症研究の第一人者である長谷川先生の著書.自伝としても素晴らしいし,認知症について書いた書籍の中でも,最も説得力のある一冊と言えるでしょう.

  • 「世界一しあわせなフィンランド人は、幸福を追い求めない」 フランク・マルテラ / 夏目大 著・・・ある種の勘違いがきっかけで購入した本.ただ,そうでもなければ普段なら読まない類の分野かもしれません.関連書籍をあと数冊読んでみたいと思っています.

  • 「フォン・ノイマンの哲学 人間のフリをした悪魔」 高橋昌一郎 著・・・このリストにある書籍の中で,最も印象に残っている本.情報系なら絶対に知っているものの,流石にその考え方や性格までは知らなかったフォン・ノイマン.当たり前ですが,彼は架空の世界のヒーローではなく,血の通った人間であり,ある意味科学に魂を売った,正真正銘の天才であるということがよく分かる.

  • 「フィンランドの教育力 なぜ、PISAで学力世界一になったのか」 小林禮子 / リッカパッカラ 著・・・リスト2つ目を読了してから買い直した(!?)本.東京高専はフィンランドとは縁があるわけですが,フィンランドからの留学生を受け入れるたび,学生個人のパーソナリティに加えて,フィンランドという国の教育システムにも興味をもった次第.分かったつもりになっているものの,もう数冊読んで知識を深めたいと思わせた一冊.

  • 「FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」 ハンス・ロスリング / オーラ・ロスリング / アンナ・ロスリング・ロンランド / 上杉周作 / 関美和 著

  • 「サーチ・インサイド・ユアセルフ ― 仕事と人生を飛躍させるグーグルのマインドフルネス実践法」 チャディー・メン・タン / 一般社団法人マインドフルリーダーシップインスティテュート / 柴田裕之 著

最後の2冊は現在読んでるところ・・・ではあるものの,猛烈に忙しい真っ只中なので,いつ読了できることやら.キーワードは微妙に似ている,FactfulnessとMindfulness.後者は,ここまで忙しくなる前に読み終わっておきたかった(この多忙の中,心の健康をキープするのに役立ちそうなので).

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