2021/05/12

ミーティング三昧

 前回エントリでも書きましたが,今週は研究に関するミーティングが結構あります.

本当は対面で実施したかった,共同研究している大学の先生との打ち合わせ.介護福祉関連がご専門の先生で,当然大学の学部学科もそちら方面のため,打ち合わせを兼ねて学生が大学訪問して教室・実習室を見学するのは刺激になると思ったんですがね・・・.
それで思い出しましたが,コロナの影響もあって最近行くことができていない,八王子市内の保健福祉センターさんにも,ご挨拶しておかなければ.保健福祉センターは市内3箇所にあり,いずれもこれまでの研究活動で非常に有意義な助言をいただいたり,実験協力を賜っています.が,それに輪をかけて重要なのが,参加者の皆さんの健康維持・増進のための活動を見られること.センターが用意し一般に募集をかける体操教室から,参加者の皆さんが有志で集まり自主的に実施しているサークル活動まで,さまざまな取組が行われていて,研究活動と実験協力の関係性を構築しているおかげで,それらの活動を見学したり参加させてもらったりしていますが,これが実際のシステム開発に非常に重要な”示唆” (Suggestion)を与えてくれます.

もう一件,今週末に実施する打ち合わせは藤沢市の介護老人保健施設のスタッフの方とのもの.こちらも長らくお世話になっている施設で,まさにその名の通り高齢者の皆さんのリハビリなどに従事するスタッフの方からのご意見は,我々が開発している介護予防に関するシステムにとっても有意義かつ実践的なものが非常に多い.一方,我々がお邪魔することで施設利用者やスタッフの皆さんにコロナやその他ウイルスの影響やそれらに関する不安を与えるのも好ましいことではないので,当初からオンラインでの打ち合わせとして予定をしていました.が,やっぱりこっちも本当なら,是非現地で打ち合わせをしたいところだったなぁ,と(^o^;;

ちなみに,上記ミーティングの間には定例の研究室ミーティングがあったり,学生さんからのリクエストによる即席の(!?)個別ミーティングがあったり(これは対面でしたが,久しぶりだったなぁ),オンラインでの研究ミーティングもやっぱりあったりと,やっと研究活動の面でも”今年度が始まった感”が出てきました.

僕をはじめ高専の教員は忙しい人が多いですし,忙しさに関する考え方は人それぞれなので全員同じということはないでしょうが,少なくとも自分にとっては,研究に関する話し合いは休憩の時間が削れようが忙しさに拍車をかけようが是非やりたいイベントの一つです(研究は楽しいので).まぁ恐らく,ここでいう楽しいというは世間一般でいう楽しさ(Fun)ではありませんが,いわゆる単純な楽しさではないからこそ楽しいのだと思っています(わかる?).

あと,対面での会話という意味では,最近は専攻科の推薦入試の面接練習で学生さんの”練習相手”になることも増えてきました.まさに東京高専では,今がそのシーズン,という感じですね.当初,文字通りの打ち合わせという意味で,タイトルにミーティングというキーワードを持ってきましたが,単純に先週あたりからは,対話するという意味でもミーティングが増えてきています.
もちろん,実施の際には感染症対策をしっかりととってやらんといかんので,その辺りは例年よりシビアに気をつけながらやっていますが,そういった気遣いをしつつでも,直接話す機会を持つということはやっぱり大事だな,ということを改めて認識している今日この頃です.

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